2025年4月26日
これまで当院では、患者さんが将来、通院困難になる可能性を見据えて、患者さんの年齢・視力・生活背景などに配慮しながら、適切な時期に白内障手術や、失明予防のためのレーザー虹彩切開術を行うよう努めてまいりました。また、安定している緑内障の患者さんに対しては、将来的な介護者の負担軽減を考え、配合剤への変更や点眼薬の減薬にも取り組んできました。
しかし近年、憂慮してきたことが現実となり、通院が困難になり、訪問診療を行う内科の先生に眼科薬の処方をお願いせざるを得ない患者さんが増えてきました。
2020年の国勢調査によれば、日本の65歳以上の人口は約3,602万人に達し、そのうち単身者は約670万人に上ります。杉戸町においても65歳以上の人口は14,406人、80歳以上の単身者は2,023人に上り、今後通院が困難になる患者さんが益々増えていくことが予想されます。
そこで当院では、2025年4月より、通院が困難となった患者さんを対象に、眼科の往診を受け付けることにいたしました。詳しくは、当院またはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
今後も地域に根ざした医療を目指してまいります。宜しくお願いいたします。
以下の5項目のうち、3つ以上に該当する方が対象となります
※視力検査や視野検査などの精密検査、レーザー治療、侵襲を伴う処置などは行えません。
※急なご依頼にもできる限り対応いたします。まずはご相談ください。
健康保険の適用が可能です。
交通費などが別途かかります。詳細はお問い合わせください。
杉戸いわたけ眼科
TEL:0480-37-1730
受付時間:平日午前9時~午後12時30分、午後3時~午後6時(木曜日を除く)
土曜午前9時~午後12時30分